予防診療
愛犬・愛猫が健康で過ごせますように、しっかりと予防を心がけましょう。
混合ワクチン
予防期間 年1回(抗体価検査も実施可能)
従来、成犬・成猫は1年に1回の追加接種が望ましいとされてきました。ガイドラインの改定もなされており、ワクチンの接種頻度については今後見直されていく可能性があります。ワクチンはすべて注射で行い、ウイルスや細菌から身体を守る抗体を作ります。
任意のワクチンですが、死亡率の高い病気や後遺症の残る病気があります。初年度はワクチン接種の時期や種類によって回数が異なります。
VacciCheck(ワクチチェック)とは
VacciCheck(ワクチチェック)は、動物の免疫力の測定を行う検査キットです。検体採取後、測定器で検査を行い、動物がどの程度の免疫力を持っているかを評価できます。これにより、不必要なワクチン接種を防止し、かつ本当に必要なワクチン接種のタイミングを見極めることができます。
当院では、動物に優しい獣医療を目指し、過剰な抗原刺激をなくし副作用低減のためワクチチェックを導入しております。
ワクチチェックの詳細はこちらをご確認ください。
犬のワクチン接種
子犬のワクチン接種プログラムの例
- 1回目の接種 6~8週齢
- 2回目の接種 3~4週間後
- 3回目の接種 3~4週間後(16週齢以上)
猫のワクチン接種
子猫のワクチン接種プログラムの例
- 1回目の接種 8週齢
- 2回目の接種 4週間後
- 3回目の接種 4週間後(16週齢以上)
- 成猫の初めてのワクチン 3~4週間隔で2回
フィラリア予防
予防期間 5月~12月
フィラリアとは、蚊によって感染するフィラリアという寄生虫が心臓や肺動脈に寄生する症例です。フィラリアが寄生してしまうと心臓に負担がかかり、命を落としてしまうこともある危険な病気です。
予防には注射タイプ、飲み薬タイプ、スポットタイプ(滴下型)がございます。
犬や猫、予防方法によって料金は異なりますので、お気軽にお問い合わせください。
フィラリアは予防すれば防げる病気です。
ノミ・ダニ予防
予防期間 通年
ノミ・マダニは犬の皮膚や被毛に寄生し、かゆみや皮膚病の原因になります。
ノミは卵の状態で室内に持ち込まれ、知らない間に家中で繁殖してしまうことがあります。
ノミは犬の皮膚や被毛に寄生し刺されると、その部位にかゆみや皮膚炎を引き起こします。
マダニはやぶや草むらなどに生息し、散歩時に寄生することがあります。
マダニは多くの病原体を媒介し、吸血による貧血や皮膚炎などを引き起こします。
予防には飲み薬タイプ、スポットタイプ(滴下型)がございます。
犬や猫、予防方法によって料金は異なりますので、お気軽にお問い合わせください。
狂犬病予防接種
予防期間 年1回
狂犬病とは致死率ほぼ100%の伝染病です。犬だけでなく人を含む全ての哺乳類に感染します。
「狂犬病予防法」によって、年に1回予防接種を行うことが法律で義務付られています。
接種時期や料金や自治体への届出方法に関しまして、詳しくはお問い合わせください。